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「・・・叶えたい願いがある。過去に誓った言葉は決して消えさせない」
画:氷雪様
名前:トビィ・サング・レジョン
職業:ロイヤルドラゴンナイト
年齢:DES登場時16歳、最終章20歳
種族:人間
髪:紫銀
瞳:濃紫
出生星:4星クレオ
現在居る星:4星クレオ
作者お気に入り度:☆☆☆☆☆
過去の人気度:三位以内に入っていた人気者。流石・・・。
誕生日:11月1日
誕生花:カリン(花言葉:豊麗、優雅)
血液型:O型
身長とか:登場時178cm、62㎏→今183cm、71kg
二つ名:孤高の氷壁
得意呪文:水系
属性:水
愛武器:ブリュンヒルデ
←観難いかもしれませんが、それ。
友人が描いてくれて、デザインまでしてくれた最強の一品。
あまりのかっこよさに小躍りしたのだけれど、私の画力では描く事ができなかった(笑)。
水竜の角(トビィと仲が良かった幼い竜のジュリエッタの角。トビィを憎む魔族に殺されてしまい、他の水竜達からの薦めもあって剣とすることにした)から作り出したトビィ専用の長剣で、水の属性。
トビィしか扱うことが出来ず、トビィしか持つことも出来ない。
やたら強いので神器クラス。
ちなみに後ろに居る竜はクレシダではなくて黒竜のデズデモーナ。
備考:一応DESで一番美形な男。
登場時からやたら強い反則キャラ(おまけにドラゴンが三体も一緒)。
魔法が使えるようになるのは第二章からであって、魔王戦の時は直接攻撃のみ。
まぁ、魔法使えなくても強いので問題なし。
何故ゆえにこの人最強設定なんだろう・・・。
※←こっちのほうが剣が観やすい
幼少の頃、村を魔族に全滅させられた生き残り。
その魔族のねーちゃん(左下)に気に入られ、魔界へ連れて行かれる。
そこで彼女の弟サイゴンに出会い、剣を教えてもらう。
人間でありながら魔族の中で魔王軍として成長していく。
ドラゴンナイト、という職業に憧れドラゴンを探しに旅立ち、そこで黒竜デズデモーナ・風竜クレシダ・水竜オフィーリアに出会い、三体と共に魔界へ戻る。
(ドラゴンナイトを目指すものは自分で野生のドラゴンの信頼を得る必要があるため。つまり、ドラゴンの信頼を得られないものはドラゴンナイトになれない)
魔族のねーちゃん(マドリード)が何者かに殺され人間界へと旅立つことにしたトビィは、たまたま三体の竜を置いて、森の中を歩いていた。
そこでやたらとトビィを目の敵にしていた魔族達に囲まれてしまい、瀕死の状態で森の中に放置される。
本来なら死んでるはずなのだけれど、未来からアサギがトビィを救うためにすっ飛んできて、トビィを救ったので、実は生きてたりする。
※当然アサギは神に怒られた
三体の竜が人型になれるのは、魔王戦が終わって、アサギが神の神殿の宝物庫から勝手に持ち出した杖の魔力のせいであり、それからは三体の竜はいつもトビィの傍にいるとか。
竜の姿だと大きすぎて一緒には行動できないときのほうが多かったので。
※当然アサギは神にやっぱり怒られた←でも勇者だから許されてる
ちなみに、アサギと共に戦闘に行くときはアサギがデズデモーナに乗って、トビィがクレシダに乗ってます。
←背後友人様が描いてくれたトビィとハイ。
ちなみに、剣のデザインをしてくれた友人はトビィがあんまり好きじゃないのです。
でも、何故か彼女のイラストで一番多いのはトビィだったりとか。
・・・何故なんだー? と思ったら、彼女、綺麗なお姉さんに弱いのです。
そう、トビィって必ず綺麗なお姉さん連れてたから、多分そのせいd(強打)。
ちなみに作者の私もトビィは
「うん、かっこいいよね。少女マンガの王道ヒーローだよね。竜に乗った王子様だよね」
とか思っていただけですが、今『DESで結婚したい男は誰?』と聞かれたら迷わず
「トビィ」
と答えるまでに好きになりました。
何故、アサギはトビィに惚れなかったのか。←そしたら話にならないから(素)
・トモマビの通り、ED後も勇者達が心配なので地球に立ち寄っている
・その際の車が、S2000(銀)とヴェルファイア(黒)
・その次がトモハル。ミノルは手のかかる弟みたいなものだと思っている。 ・トランシスについては手がかかり過ぎて手におえないけど双子の兄なのでどうにか助けようとする。 ・ので、多分一判面倒見の良い人。 ・基本アサギ以外どうでもいいのは常に同じ。 ・ED後はアサギと交代して主人公。
・トランシスはTKが好きですが、トビィもスーツは気に入ってるらしくよく着用。ので、たまに被る。 ・地球に来てから車の運転と釣りに興味を持った。 ・ベルーガとガーベラを生温かく見守る。 ・麩饅頭が好き。 ←すごいどうでもいい設定 ※そろそろ第四章で食べるハズ。
それはこの上ない残酷な言葉であった、予想はしていたがその言葉の威力は計り知れない。
「私を殺して欲しいの、トビィお兄様」
真っ直ぐに自分を見つめ返してくる目の前のアサギは、何も変わらない。
そう、数年前に「お兄様って呼んでもいいですか?」と無邪気に聞いてきたあの時と、何も・・・変わらない。
薄く唇を開いて、懇願気味に言い放ったアサギの表情は若干曇っているように見える。
迷子になった子供のように、寂しそうな光を瞳に宿し・・・。
「無理だ」
トビィは両の手を固く握りしめ、怒気を含んだ声でそう返した。
軽く頭を振り、目の前のアサギから逃れようと瞳を閉じる。
あの瞳を見たら、頷いてしまう、それは絶対避けるべきことである。
「トビィお兄様」
「駄目だ」
「トビィお兄様」
「その願いだけは聞けない、他にしろ」
「トビィお兄様」
「不可能だ」
微かな溜息がアサギの唇から漏れた。
諦めたか? トビィは薄っすらと瞳を開く。
「トビィ」
「っ!?」
目の前に、ほんの数センチの先にアサギの顔。
不意を付かれて唇を許してしまった。
僅かな時間の、軽い口付け。
「トビィお兄様にしか頼めません。他に誰がいます? トビィお兄様にしか出来ないのです。どうか、どうか、私のの最後の願いを聞いてください。これが最後、ホントに最後。・・・大好きよ、トビィお兄様」
儚げに微笑んで頭を下げたアサギに、トビィは力なく項垂れて唇を噛み締めた。
・・・落ち着け、オレ。
固く握った拳から、汗が吹き出る。
背中を、生暖かい汗が、ゆったりと伝っていく。
・・・無理だ、出来ない。
唇を小さく動かして、抵抗してみる。
それでも、それは無駄な足掻きだとトビィには分かっていた。
いつか、この台詞を言われるだろうと思っていた。
アサギが何者なのか、知ってしまった時に予測はしていた。
最も残酷な願いを、必ずアサギは自分に告げる、と。
そして、その願いを・・・。
「わか・・・った・・・」
自分が受け入れてしまうであろうことも、トビィは解っていた。
噛み締めた唇から血が吹き出し、口内を鉄の味で埋め尽くしていく。
身体を小刻みに震わせながら、トビィはただひたすらに、瞳を固く閉じたまま立ち尽くした。
「ごめんなさい、トビィお兄様」
小さく、アサギがそう漏らした。
その言葉に、憤りを覚えずにいられない。
考える余裕もなく、率直に言葉が飛び出した。
怒気を軽く含んで。
「謝るなら、最初から願いを言うな」
「ホントですね、どうしようもないですね、私」
自嘲気味に軽く言い放ったアサギを、弾かれた様にトビィは目を開いて見つめた。
アサギの瞳から大粒の涙が零れ落ち、深紅の絨毯に染みを作る。
顔を顰め、自分を責めるトビィは、慌ててアサギを引き寄せ抱きしめた。
自分と同じように震えるアサギを強く抱きしめる。
そうだ、アサギとてその台詞を言うのが辛いに決まっているのだ。
どれだけの時間、共に過ごした?
仲間であり、夫婦であり、幼馴染であり、そして・・・兄と妹であり。
大切な人を手にかける、という行為がどれだけ残酷で苦痛を伴うものなのか、アサギとて解っているだろう。
それでも、その願いを言わずにはいられない。
願いを叶えられる人物は、この世で二人。
トビィか、トランシス。
アサギの力に匹敵する力を持っているのが、この二人しか存在しないのだから、どちらかがやらねばならなかった。
「すまない・・・」
「いえ、いーんです、私が、全部、悪いから。でも。でもね。これで全てが終わるから。もう、トビィお兄様も私のことで悩まずに済むから、だから」
最後の願いを。
唇を動かし、音を発せずに消えそうなか細い笑顔で、笑う。
涙がぼろぼろと零れていく。
「約束しよう、その願いを叶えよう。いつでも、必ず、オレはアサギの傍に。・・・叶えたい願いがある。過去に誓った言葉は決して消えさせない」
安心したのか、アサギの意識がそこで途切れた。
腕の中でアサギの重みが増し、倒れ込む。
うっすらと額に汗を浮かべたまま、トビィはアサギを抱き起こすと、近くのソファに寝かせ、頬に口付けを。
早足でその部屋を後にすると、扉で控えていた三体の竜達の前に立った。
重々しく、告げる。
まるで、自身に再度言い聞かせるかのように。
「数日後、アサギを殺すことになった。・・・束の間だが、極力アサギの傍を離れるな」
躊躇しつつ、軽く頷いたクレシダとオフィーリア。
が、壁を拳で叩きつけるとデズデモーナだけが反論した。
「その言葉を受け入れることは出来ません、主。私には無理です」
「落ち着け、デズ。あまり大きな声を出すな、トーマに聞かれると面倒だ」
「主は私の全てであり、唯一忠誠を誓った人だ、ですがっ! 他に方法があるのではないですか!? 主がアサギ様を殺めてしまったら、二度とアサギ様にはお会いできないのですよ!? 私は賛同出来ません」
感情を剥き出しにし、トビィに反発するデズデモーナを皆は初めて見た。
呼吸を荒くし、必死の形相でトビィを睨みつける。
「主と私達は主従関係になるゆえ。反論はどうかと」
クレシダが横目でデズデモーナを軽く見、そう呟く。
再度壁を拳で叩きつけると、デズデモーナはクレシダに掴みかかった。
「クレシダは! クレシダは耐えられるのか!? アサギ様がいなくなるのだぞ!? 私は無理だ、主と戦ってでも、その計画は中止するべきだ」
怒りで身体を震わせながらそう叫ぶデズデモーナを、クレシダは冷ややかに見つめる。
言葉が、特に思いつかない。
胸座を放そうとしないデズデモーナに、トビィは軽く溜息を吐いた。
静かに名前を呼ぶ。
「デズデモーナ」
「・・・」
「アサギの願いをオレは叶える。だが、その後のことは約束していない」
自信有り気に笑ったようなその声に、手を緩めてデズデモーナはゆっくりとトビィを見つめる。
優しげに笑うトビィは、三体の自慢の竜達を誇らしげに見つめると、軽く髪をかきあげた。
「アサギを殺すのは確かだ。そうすることで、アサギの願いは叶えられる。・・・この世から消え、アサギの居た場所・・・マリーゴールドへと還るだろう。だが、その後はオレの勝手だ」
「どういう、ことですか?」
クレシダから手を放したデズデモーナに近寄り、右手を差し伸べるトビィ。
「アサギを探しに行く。そのマリーゴールドとやらまで、オレはアサギを迎えに行く。『来るな』という約束はしていないからな、アサギも文句は言えないだろ? だから、アサギを見つけるまで、今まで通りオレに付き合え」
「・・・探す・・・? どうやって・・・」
あまりにも自信に満ちた声に、頷きそうになるデズデモーナだったが、慌てて差し伸べようとした手を引っ込めた。
「宇宙の創造主である、アサギ様が本来いるべき場所です。そう簡単には到達出来ないでしょう」
「アサギを迎えに行く為に、アサギに再度廻り合うために。アサギを守り抜く為に。オレは、オレならやれると思うけどな。そうは思わないのか? デズデモーナ。オレに何かを感じたんだろ? 悪いが型に収まらないタイプなんでね、無謀なことでもやってのけるさ」
「ボクは賛成だな~♪ 何処までもお供いたしますよ、主」
「私も、主が行くのでしたら、共におりますゆえ」
飛び跳ねるオフィーリア、軽く微笑んだクレシダ。
心が騒ぐ、血流が沸き立つ、肌に鳥肌が立つ。
そうだ、この目の前の人間を主として認めたのは。
「・・・承知致しました主。黒竜デズデモーナ、主と共に」
跪いて、そっと右手を差し伸べる。
クレシダもオフィーリアも、同じように跪いた。
「オレも心強いよ、お前達が居てくれて」
叶えたい、願いがある。
過去に誓った言葉は、決して消えさせない。
「アサギ、君を永遠に護り続け、幸せな笑顔で過ごせる毎日が来るまで・・・オレは必ずアサギを護る。片時も、傍を離れずに」
笑顔が、見て居たい。
初めて見た瞬間の、あの照れながら顔中一杯に嬉しそうな気持ちを込めた、あの笑顔が。
あの、笑顔を呼び戻したい。
隣に居る男がオレでなくても、構わない。
「ただ、アサギが幸せである為に。オレの存在価値はそこにある」
勢いで書いているものですからっ。
ところで、ガーベラなのだけど。
私ずっと彼女は金髪だと思っていたのー。
昨日設定読み返したら、髪の色紫だったの(激震)。
・・・あいやー・・・。
でも、強行突破します。
紫・・・? なんでだろう・・・。
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