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ケース①
「ギルザ、おはよなのですよー♪」
起きてきた夫にいつものように微笑みかけて、アサギはコンロの火を止めてから駆け足で近寄った。
朝食はどちらかというと和食派の二人、キッチンからお味噌汁の良い香りがギルザの鼻にも届く。
抱きついてきたアサギの頭を撫でると、アサギは嬉しそうに頬を摺り寄せる癖があった。
次に背伸びをしてくるので、そうするとギルザは軽く屈んで、口付ける。
毎朝の、決まり事。
二人の朝はここから始まる。
ケース②
「ギルザ、お帰りなさいなのですよー♪」
帰宅した夫に、いつものように飛びつくアサギ。
寒いこの季節、帰宅したギルザの衣服は冷え切っている。
アサギはギルザの腕を自分の手で必死に擦って、少しでも暖めようと必死だ。
くっ、と喉の奥でギルザは意地悪そうに小さく笑う。
「ただいま、アサギ」
アサギの頭を撫でていたギルザの右手が、不意にアサギの顎へと移動し、顔を上を向かせてアサギの唇を塞ぐ。
「ん・・・」
躊躇うことなくアサギはギルザの腰に腕を回すと、軽く瞳を閉じた。
何度か啄ばむ様に口付けを交わしていたが、腕に力を込めるとアサギはそっと舌を伸ばす。
ゆっくりと進入してきたアサギの舌を唇で強く締め付け、自身の舌を絡ませるギルザ。
「ふぁっ、ん、・・・んんっ」
苦しそうに眉を歪めるアサギを愉快そうに見つめる。
「はい、おしまい」
「・・・みー」
急にギルザはアサギを身体から離すと、軽く頭を撫でた。
頬を小さく膨らませて下から見つめる明らかに不服そうなアサギに、不敵に微笑みかけるとその身体を抱き上げる。
アサギの顔を覗き込むばかりで、それ以上何も言葉を発しないギルザ。
頬を膨らませていたが、困ったように、観念したように、アサギは小さく「やだ」と声を漏らした。
そっとギルザの唇に指を滑らせ、じっと、見つめ返す。
・・・毎晩の決まり事。
二人の夜はここから始まr(削除)。
キスまではOKなんだから、これは大丈夫なんですよねー!?>ユーリエル様・トビィお兄様・みやちゃん(新たなる犠牲者)へ
え? 駄目ですか?(滝汗)
だって結婚生活4年目、でもらぶらーぶな夫婦ですもの、これくらい当然d(強打)。
※こんなの書いてる暇があるなら早く外伝終わらせようよ、私
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