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別サイトへ投稿する前の、ラフ書き置場のような場所。 いい加減整理したい。 ※現在、漫画家やイラストレーターとして活躍されている方々が昔描いて下さったイラストがあります。 絶対転載・保存等禁止です。 宜しくお願い致します。
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「アニスー、起きてーっ」

頭の上に感覚。
アニスは重たい瞼を嫌々ながらに開き、そっと自分の頭上に手を伸ばした。
暖かなそれは、リスである。

「こんなところで寝ないでよ、木の上にしてよ! 危ないよ」
「危ないっていうか、なんだか変わったものが置いてあるよ」
「鷹さんが見てたって。トリアって人が置いていったんだって」

未だはっきりしない脳、アニスはうとうとと首を前後に軽く振りながら、小さく欠伸をする。
視界に入ったのは、トリアが置いていったお菓子である。
そして自分の右手首に何か布が巻いてあることに気がついた。
その模様を何処かで見た気がしたので、アニスは寝ぼけ眼で考えていた。

「・・・あぁ、わかったトリアだ」
「だからさっきからそう言ってるじゃないかっ」

苛立つリスは、アニスから焼き菓子入りの袋を奪うように転がす。

「これ、何だと思う? 良い匂いがするんだけど」
「ねー、良い匂いだよねー」
「見たこと無いけど、木の実かな? 食べられる?」

焼き菓子を知らないリス達は、興味有り気にその美味しそうな匂いのする物に釘付けのようだ。
きっと、大丈夫。
リス達はまだ意識の戻らないアニスを尻目に、袋を歯で強引に破ると焼き菓子に噛り付いた。

「! おいしいっ! 何これ!」
「わぁ、あっまーい♪ おいし、おいしっ」
「森にもこれが生る木があればいいのに」

小麦粉にバター、はちみつ、玉子、砂糖・・・それらを混ぜ合わせて釜で焼いたものだった。

※眠いのでだうん(ばたり)

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