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←コレ。
「べ、別にヤなら一緒に寝なくてもいーよ。ちゃんと一人で寝られるよ、冗談だよ。
奈留のトコ帰るから、もういーよ。
なんかよくわかんないけど、アルが居ると胸がバクバクして煩くて眠れないのっ。あたしは、安心して眠りたいのっ! 近寄らなくて、いーからねっ。
あたし、きっと、変な悪魔が乗り移っちゃったんだ・・・」
でも、奈留のトコにはメリッサ様がいるから、マビル戻れないんだー。
とりあえず、こんなマビル、初めて見たよ!!
簡単にマビル話(前世)。
本編にマビルが出てきたら書く予定の外伝4。
えー。
大地の加護を受ける国に、双子の姉妹が生まれました。
母親である女帝が
「緑の髪の姉が産む子は、国家を破滅に導く子となる。
黒の髪の妹が生む子は、国家を繁栄させる子となる。
必ず黒の妹を我が国にとどめよ。
必ず緑の姉を他国へゆかせよ。
けれども、緑の姉を殺せばその時点で我が国が破滅に追いやられる。
緑の姉は、呪いの子。他国へ嫁がせるまで決して乱雑に扱うな」
という、面倒な(おぃ)予言をして死亡。
当然姉=アサギ
妹=マビル です。
女帝の最も信頼あるばぁやが、その時居た者たちに「他言無用」と警告するも、彼女達が成長するにつれ噂は広がっていきました。
姉は災いの子
妹は幸せの子
皆妹のほうを可愛がりましたが、姉はそれでよかったので、二人は仲良く暮らしておりました。
さて、隣国に風と水と火と光の加護を受ける国がありました。
水と火の国は同族が治めておりました。
そこには王子が1人づつ居て、噂を聞いて双子の姉妹に逢いに来ます。
えー、当然
水:トビィ(トランシスと双子)
火:トランシス(トビィと双子)
光:ベルーガ
風:リョウ
さて、一目見て緑の姉に目を奪われるメンバーですが、噂では「黒」が繁栄の子を産める娘。
トランシスとベルーガは、マビルにつきっきり。
高価なものを貰い、美味しいものを食べさせて貰って超ご機嫌。
「自分は可愛いから、大事にしてもらえるんだー。幸せっ」
二人以外からも貢がれていたので、自分はこういう子なんだとご満悦。
トビィだけが、災いの子と聞かされながらも、アサギと仲良くなります。
マビルは大層トランシスを気に入って、いつもアサギにその話をするのですが、実はアサギも同様にトランシスが気になっていたのでした。
一度擦れ違い様に会話をするのですが、それきり、視線は合っても会話はなく、時は過ぎ。
暫くして、トビィに極秘でトランシスとベルーガは戦争を起こして、マビルを攫ってしまうのでしたー。
さて、敗北した大地の国は、残されたアサギが非難を浴びます。
お前が攫われればよかったのに、と言われ、大事な妹を取り戻すため、アサギはトビィから貰ったデズデモーナという馬で、マビルを探しに出掛けます。
そこへ、戦争のため幽閉されていたトビィが馬のクレシダに乗ってようやく駆けつけ、アサギを追うのですが。
ここでばあやから重大発言がー。
「災いの子が、黒の妹で、繁栄の子が緑の姉です」
噂が漏れて、本物の繁栄の子が他国に奪われないように、女帝がついた嘘だったのです。
ばあやにだけ、死に際に念話したのでした。
慌てふためく国民に、冷めた瞳でトビィが一言。
「・・・繁栄だろうが災いだろうが、どうして大事な国の姫を同等に扱わなかったんだ」
とりあえず、クレシダと共にアサギを捜しに行くトビィ。
さて、問題はここからです。
繁栄の子が欲しいがゆえに、マビルに接触していたトランシスとベルーガは、当然彼女を嫁にする気なんてさらさらありません。
子供さえ産んでもらえば、あとは用なし。
決して豪華と言えない密室にマビルを閉じ込めて、子供が出来るまで暴行を繰り返す二人。
・・・主人公の彼氏の前世なのにっ(倒)。
自分の産む子にしか興味がないと知ったマビルは絶望し、全てを憎むようになりました。
唯一、姉だけがきっと助けてくれると信じてました。
さて、ようやくトランシスのもとへ到着したアサギ。
汚い姿でしたが、お風呂に入らされて身なりを整えれば綺麗な娘さんにー。
最初から、アサギのほうが気になっていたトランシスは、そのうちマビルに合わせるからと約束して、アサギも勝手に城に住まわせます。
でも、この子は災いの子。
それでも、トランシスはどうしても手放せなくて、手元においておくのでした。
次第に二人はとても仲良くなり、災いの子でも良いから、この子を嫁にしたいとトランシスが思い始めた頃。
マビルが妊娠していたと聞き、ベルーガと様子を見に行くのでした。
アサギが居るので、マビルがどうでもよい存在だったトランシス(ひでぇ)。
黙ってアサギもマビルに逢うためについて着てしまうわけで。
助けてくれると願っていた最後の望みの姉は、綺麗なドレスを着てトランシスの寵愛を受けていました。
何処へも出られず、ずっと一人で閉じ込められていたマビルは、魔力放出、子供の力も合わさって、大惨事ー。
子供の父親はトランシス。
同時にアサギのほうも、トランシスの子を宿しており、災いのこと繁栄の子が同時に存在する形になりましたー。
「みんな、だいっ嫌い! みんな、死んじゃえばいいんだっ。おねーちゃんも、あたしのこと、護るって言ったのに嘘ついたっ。みんな、あたしのこと好きって言ったのに、好きじゃなかったっ。
あたし、誰の言葉も信じないんだからっ!
あたし、高価なものと美味しいもの食べて、生きていられればいいのっ。
みんなみんな、うそつきだっ」
マビルは全てを破壊するために。
アサギはトランシスを、そしてマビルを護る為に。
二人で大激突したので、惑星消えましたー(たいへんだー)。
で、本編。
前世がそんなんだったので、マビルは
・アサギが嫌い※のちに誤解がとけるので、ここは今は大好き
・とりあえず男は嘘をつく
・あたしは可愛い
・あたしは、高価なものが好き
・あたしは、美味しいものが食べたい
・あたしは、楽しいことが好き
・あたしは、面倒なことが嫌い
・あたしは、男なんて信じないから、手玉にとって、遊んでやるっ!!
・・・という考え方で生きておりましたー。
ゆえに。
「あー、そうだね、気持ちいいことは好きだよ? でもね、面倒なことは嫌いなの。恋とか愛とか、わかんないー面倒ー。あたしに、高価なもの買って。あたしに、美味しいもの食べさせて。それでいーや、深入りしない。一瞬でいい、それでいい。長いこと居たいなんて思わない。
だって、どうせ居てくれないもん。あたし、おねーちゃんと違うもん。
居てくれないのなら、あたしも別に大事に扱う必要ないよねぇ? それでいいじゃん」
でもね、本当はね。
あたしだけを見てくれる人、ずっと居てくれる人、待ってるんだよ。
・トモハル
だけだったので、アル様が珍しいのだと思われます。
「何この人? なんで? あたし、可愛くないの?」
みたいな。
で、気になっているのだと思います。
トモハルは【マビルの気を引かせたいがために】浮気症なので逆効果。
うん。
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