みやちゃんへ「ねたばれ」

以下、ＤＥＳ本編ネタバレを非常に多く含みつつ、１８歳未満の方は立ち入りを禁じまｓ（削除）
・・・ちょっと、あだるてぃー。
かもしれない。

人間と同じで真紅の血だった。
ただ。
トカミエルは切り落とした羽を満足そうに見下ろし、安堵の溜息を漏らすと、鼻を引くつかせる。
甘い、香り。
何処からか甘い香りが鼻に絡みつく。
禁断の果実、触れてはけない、快楽への入り口である麻薬のように、甘い甘い誘惑の香り。
アニスの身体から、正確には噴出した血液から香る、その甘い香り。
耐え難い激痛で、痙攣するアニスを支えながら、ナイフで切り裂いた傷口に引き寄せられるかのようにトカミエルは舌を這わせた。
口の中に広がる、甘美な花の蜜のような。
一度口にすれば、やめられない、止まらない。
トカミエルは、瀕死のアニスを気にも留めず、ひたすらその不可思議な血を、嘗め、飲み続ける。

外伝３のこの部分と。
この間変な吸血鬼がアサギの血を嘗めたときとか、今後も色々出てくるのですが。

アサギの血は、取り込むと自身の能力を飛躍させる力を持ってます。

知らずに次の次でトビィもアサギの血を嘗めることになるのですが、
①トビィの回復力が早まる
②氷の魔法が使用可能になる
という能力の向上を伴います。

ので、魔王ミラボーがアサギを狙うわけですが、それはさておき。

問題はトランシスです。
第四章になると出てくるこの人。
トビィはアサギに手を出す事が全く出来ませんでしたが、トランシスは

「え、だってオレ彼氏だもん」

的ノリで、すぐに手を出すのです。
アサギの血液だけでなく、体液にも同様の作用があるので、どんどん強くなってしまうトランシス。←ヤリすぎなの、この人。
ので、出てきたときは超弱いのに、数ヵ月後にはトビィより強くなってしまうのです。
アサギのせいで。
ので、トビィ＆デズデモーナ＆クレシダの三人がかりでも、トランシスに勝てないのでした。
唯一勝てるのはアサギだけなのですが、生憎惚れた相手には傷つけることが出来ないアサギ。

まさか自分がアサギのおかげで強くなっているなんて、知らないトランシスなのでした。

さて、トランシスに勝てなくなったトビィですが。
トランシスに捨てられて傷ついているアサギを慰める為に、四章後半でついに手を出します。
ので、トランシスと同等の力を持つ事ができるわけで。

※同等じゃないと後ほど困るっ

これだけ読むと、どんな話ですかっ（倒）

あ、それで。
みやちゃんが言ってたように「お子様」のアサギはトランシスと付き合い始めても、今とまったく変わらずに、一緒にベッドで寝るんですが。
あまりにも無邪気なので、最初はトランシスも手を出さないのです。
でも、二日目か（早）。
寝てるアサギに手を出すのです。←とても主人公の彼氏とは思えない行動

アサギが目を覚ましても、寝ぼけてるのでそのまま続行（ぇぇ）。
朝起きてアサギが顔を赤らめていると、何事もなかったかのように振舞うので、アサギは「夢だ」と思うのです。
それが何日か続き。←酷い話だ（倒）

数日後の夜に、アサギのほうが行動を起こすのですよ。
寝てる間にちゃっかり調教しちゃったのね、トランシスさん、みたいな（わぁ）。

「アサギがして、って言ったから手を出しましたー。オレ悪くありませんー、トビィ残念でしたー」

的言い訳。←とても主人公の彼氏とは思えｎ（以下略）

「変な、夢を見るの」
「どんな夢？　怖い夢？」
「怖くは、ないけど、変な、夢」
「ふーん？　オレは出てくる？」
「出てくる、よ」
「嬉しい夢？」
「・・・分からないけど・・・」
「けど？」
「・・・」
「オレとアサギは、夢で何してるの？」
「・・・」
「じゃあ、言える様になったら教えてね。おやすみ、アサギ」
「えーっと、あのね、あのね」
「ん？」
「キス、してくれるんだよ」
「へぇ？」
「色々、あと、その、あのね」
「ふぅん？」
「・・・ぎゅーって、してくれるんだよ」
「つまり、して欲しいって言ってるの？　夢と同じことをして欲しいって思ってる？　どんな夢か、教えてくれたら。ちゃんとしてあげるよ」
「えーっと」

↑こんな感じで、以下略。
多分当時中学生か高校生だったと思うのですが、これを友人ずに見せて

「こんな人が好きなんですがっ」

と言ったら、誰かに「・・・友達やめてもいい？」と言われた記憶があるのですが（倒）。
あぁ、わかった、鬼畜系なんだ（倒）。

あぁ、ちょっとギルザに似てるような気がするネ！（マテ）

ともかく、
アサギの血は要注意ですよ！