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別サイトへ投稿する前の、ラフ書き置場のような場所。 いい加減整理したい。 ※現在、漫画家やイラストレーターとして活躍されている方々が昔描いて下さったイラストがあります。 絶対転載・保存等禁止です。 宜しくお願い致します。
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111011_012602.jpg真面目に転載開始なのです。

っていうか、やっぱりここで下書きしてから転載したほうが落ち着きますね★

←大鎌スライヤ様。
これまた服が解らぬ・・・。

・とりあえず、黒い羽が生えて? らっしゃる(堕天使なの???)
・もふもふを背負ってらっしゃる
・頭の飾りはなんとなく理解
・顔の模様? 傷? もなんとなく理解
・鎌がかっこいい
・実は髪型もよく解らない
・服が本当に謎過ぎる(とくに画面向かって左)
・中央の飾りとかが細かすぎて色々と無理そう

以上の点を踏まえた上で、再度挑戦してみたいと思います。
スライヤをあと二枚手に入れる為には幾らベルがあればいいのかしら・・・。
100万ベルくらい必要なのかしら(トオイメ)。

 唖然としている場合ではない、冗談じゃない、何なんだここは!?
 僕は、両腕に力を篭めて立ち上がろうとした、砂の小粒が掌に刺さって痛い。どういうことだよ、痛いって。死んでからも苦痛を伴うなんて、知らなかった。
 あぁ、でもそういえば自ら命を絶った場合は天国に行けないって……。地獄なのか、ここは地獄だから僕はこんな目に。
 抵抗する気力もなくなって、結局そのまま地面に押し付けられたまま僕は目を閉じた。そうか、拷問、という地獄が待っているんだ。
 死んでから後悔した、地獄の存在なんて信じていなかったんだ。生きていたほうがマシ、と思ってしまうのだろうか? 最悪だ。
 やがて、僕の身体は大男に引き摺られていった。もう、客観的だ。痛みがあるからこうして考えていられるけれどうっすらと瞳を開いてみれば、地獄が広がっている。
 聴いた事がないような絶叫も響いている、誰かが拷問にかけられているのだろう。僕も直にあんな不様な声を上げることになるのだろうか。
 よく見れば、女性も居た。黄ばんだ白い衣服に身を包み編み籠を持って、慌しく走り回っている。表情は皆強張っていた、何をしているんだろう。
 子供はいない、が、僕くらいの年齢の人は居た。不恰好な剣を持たされて、素振りをしている。
 ……は?
 ちょっと待て、何だ、剣って。
 一人の男が指導していた、その前に10人ばかりの少年が剣を振り続けている光景に出くわした時に僕は目が覚めたんだ。
 死後の世界じゃないのか!? ここは、何処なんだ!?
 まるで古代の戦争前のようじゃないか、そう思えたら先程の女性が看護婦にも思えてくる。
 ドッと身体中から汗が出た、引き摺られて衣服が破れ、皮膚が切れている。
「おい、放せよ!」
 叫んだ、引き摺っていた男の脚に蹴りを喰らわせる。こんな体勢からではまともな力なんて出せないが、気付かせるくらいは出来た。
 男が僕を無造作に見下している、冷たい瞳、というのはこういう事を言うのだろう。映画やドラマで人を虫けらの様に扱ってきたシーンを見てきたが、これが”本当の蔑み”だ。
「……?」
 男は屈んで僕に何か言っている、口元の動きを読んでも何が言いたいのか解らない。言葉が通じていないのだ、そりゃそうだ。言葉の壁を越えない限り、僕はこのまま引き摺られていく運命だ。
 男が手を放してくれた、軋む身体に鞭を打って今度こそ腕に力を入れる。腕で重心を支えて上半身を起き上がらせると男を見つめた、口内の砂を吐き出す。まだジャリジャリ音がして不愉快極まりないが、大きく口を開けて喋りかけてみた。
「ぼ・く・は。に・ほ・ん・じ・ん。こ・こ・は・ど・こ・で・す・か?」
 …………。
 沈黙。
 気まずい空気が流れた、僕は間抜け面でその場で口を大きく開いたまま瞬きする回数も少なく佇むばかりだ。やがて、男が、別の男を手招きで呼んだ。なにやら目の前で会話というか、相談している。
 僕を見ながら、不愉快そうに眉を顰めて身振り手振り……。対処に困っている、という感じだ。流石に不安にならざるを得ない。立ち上がって逃げたとしても、何処へ行けばいいのか解らない。
 何をしたらいいのか、解らないんだ。

 そして僕は、数人の男に連れられてようやく現状を微妙に理解した。立ち上がらされ、周囲を囲まれて歩かされる事数分。遠くを指差されて眺めた先には、荒野が広がっている。
 日本ではない、言葉が通じない、瞳の色も違う、それは理解した。
 地球ではない、それも今理解出来た。
 目の前に広がる光景、軍隊、と呼ぶに相応しい簡易な鎧と兜と剣で固めた人達が、列を作って行進していたからだ。
 地球にだって戦争があるから、平和な日本と違い軍隊だって無論出撃するがこれは旧式すぎる。
 銃器なんてない、剣と盾だぞ!? どこぞのB級古代映画みたいだ。
「ココハ、ドコデスカ?」
 僕のアホな呟きは、軍隊の異様な掛け声に掻き消されていた。 
 
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